WordPress アプリ

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最近、便利なものの存在に気づきました

WordPress アプリです

iPhoneでダウンロードすることができました(Androidでは未確認です)

当サイトはWordpressで作製しており、スマホで撮影した画像を投稿する機会が多いため、スマホで編集できることを望んでいました

このアプリはそういったニーズに完全に対応しています

機能性

そこで、今回の記事はそのアプリのテストも兼ねて、本アプリを通してスマホから投稿しています

上で示したように、画像・見出しの追加もできますし、アイキャッチ画像の設定もできますので、記事を書く際の最低要件は満たしていると思います

編集画面はこの通りで、優秀なUIとなっています

本UIにより、何の説明も読まずに投稿することが可能です

しかし、このアプリには搭載されていない機能もあります

それは画像サイズの調整です

これが出来ないとなると、少し不便です

【12/12追記】Wordpressアプリから画像サイズを調整する方法

実は、アプリからでも画像サイズを調節する方法があります

本記事の最初の投稿から約3カ月後にこの方法を見出しました

その方法とは、HTMLを使うという方法です

全てのWebページはHTMLで構成されていますから、当たり前と言えば、当たり前です

アプリの機能に頼らずに、原点回帰ということになります

ただ、アプリからでもHTMLで編集できるということに気づかなかったので、本方法を見出すのに時間がかかりました

アプリからページをHTML編集するには、以下の手順を踏みます

①画面の右上の「…」をタップすると、HTMLモードに切り替えることができます

②HTMLで表示された状態で、画像の表示部分に相当する箇所を見つけます

③<img>タグにwidthとheightを指定することで、サイズ調整が可能となります

(本来、width=”244″のようにダブルクォーテーション付きでサイズを数字指定しますが、これは除いたほうが良いです。これを除かないと、その仕様上ダブルクォーテーションが二重になり、width=””244″”として結果的に数字が反映されなくなります。)

HTMLですから、簡単ですね

本記事の内容は、ここまでとなります

ありがとうございました。

分子マシン ①出題編

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ロタキサンという言葉を聞いたことがありますか?

ロタキサンというのは少し特殊な分子で、たいていは人工につくられた分子です

どう特殊かというと、下の図のように、輪っかが軸にはまって抜けないような構造になっている点です

一般的な化合物は、電子の共有などといった、原子同士の直接的な結合で構成されますので、この点が非常に異なります

このように、軸と輪っかの合わせて2個の成分でできているロタキサンを[2]ロタキサンと言います

(青い輪っかには切れ込みが入っていますが、1成分として見なしてください)

輪っかが軸上をスライディングしたりと、単純ではありますが機械みたいな挙動を示すため、分子マシンと言われたりします

[1]ロタキサン

一方で、筆者は最近、[1]ロタキサンを使う機会が多いです

[1]ロタキサンとは成分が1つであることを意味します

ロタキサンの定義上、軸と環がなければロタキサンとして成り立ちませんから、どういうことかと思われるかもしれません

実際には[1]ロタキサンとは、軸と環が貫通しているだけでなく、それらが結ばれている構造のことを指します

軸と環が結ばれているから、成分は1つとして見なすわけですね

構造としては、下のような具合となります

おわかりいただけたでしょうか?

黄色の軸が、青色の輪っかとオレンジ色のヒモを介してつながっています

ここで、某ラボ限定の話をすると、軸である黄色の六角形二つは、ベンゼン環二つがアセチレンを介して連なったものをイメージしており、「トラン」とか「フェニレンエチニレン」と呼びます

加えて、環である青色の6つのユニットは、グルコース骨格が6つ連なったものをイメージしており、シクロデキストリン(CD)と呼ばれます

構造式で正しく書くと、以下のようになります

トランとCDの[1]ロタキサンはどうやって形成される?

これは一応、根源的な問いです

単純に、軸が輪っかを通ればよい、と思うかもしれません

[2]ロタキサンの場合は、それが簡単にイメージできそうです

では、[1]ロタキサンではそれをどうイメージしますか?

[1]ロタキサンが形成される前の状態を見てみましょう

あなたなら、この分子の結合をどうひねり、どうやって輪っかに軸を通しますか?

一番最初に思いつきそうなものとしては、下に示す通りだと思います

ステップI.このようにオレンジ色の単結合部分を180度回転させて

ステップⅡ.トランの”頭側から入る”という描像です

これはもちろん、正解の一つです

では、次の例です

あなたは、この「頭が大きいトラン」をどうひねって[1]ロタキサンにしますか?

(黄色いトラン骨格の、CDと結合していない側を”頭”と呼んでいます)

さっきの方法を使おうとすると、ステップⅡのところで、頭がつっかえてしまいそうです

すなわち、その方法では[1]ロタキサン形成が困難なわけです

しかし、実際にはこのような構造でも[1]ロタキサンは形成できます。

今回の記事はここまで

読んでくださり、ありがとうございました。

解答編は次回の記事とします。

ペンローズのフェロセン

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先日、ラボの研究報告があり、こんな化合物が登場しました

Penrose-ferrocene

錯視なフェロセンだな、と思って個人的にウケました

下側のシクロペンタジエニル配位子を見ると、手前側の結合を表す太線がなぜか奥にあるという

学会とかだとお目にかかれないけど、ラボレベルの発表だとたまに見かける

これに対してラボメンバーによって命名されたのが、「ペンローズのフェロセン」

ペンローズとはノーベル賞を受賞した物理学者のことで、無限階段みたいな「ペンローズの階段」で有名な人です

センスがある命名なので紹介しました

9/22 Correction to “ペンローズのフェロセン”

ペンローズのフェロセンと命名されたと思っていましたが、実際にはエッシャーのフェロセンでした

以上、訂正でした

ドローン飛ばし

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ドローンを飛ばしたいと思ったので買いました

【準備】

今回購入したのはこちら

4DRCというやつです

近年は、時間変化するものは何でも4Dっていうみたいですね

そして届いたものはこれ

こんな感じで持ち運びやすいセットになっています

バッテリーは多分3つついてきました

このようにパソコンにUSBを介して充電します

充電が完了すると、赤色のランプが点灯するのでわかります

【 飛ばしに行く 】

今回必要なアプリは下の通りです

ドローンフライトナビは、ドローンが飛行できそうな場所を確認できます

4DRC PROはまた後で説明しますが、今回用いるドローンの撮影用のアプリです

まず、ドローンフライトナビで飛行できそうな場所を確認しましょう

東京らへんは人口密集地なので基本的にドローンの飛行は不可能です

てわけで、今回はS県K市に行ってまいりました

まず操作性の確認

結論から言うと、かなり操作しやすいです

風の影響をうけるので、常に風と逆方向に移動させる必要はあります

動画(ドローンの音量注意です)を見ると分かるように、空中で簡単に一回転させられます

これは別に私の操作がすごいのではなく、ボタン一つ押すだけでできるようになっています

考えた人、すごいね

そして、ドローンに搭載されたカメラからの撮影も試みました

先に示したiPhoneアプリから、常にリアルタイムで動画を見ることができます

これはWiFi機能を使っているようです

撮影した動画はこちらの通り

多分、めちゃくちゃ高いところを飛んでいます

建物でいうと、5階以上の高さになりそうです

景色が良く見えます

解像度もきれい

8000円の割にはかなり楽しめます

【問題点】

問題点はそれほどないのですが、あえて言うなら傷つきやすいこと

これはドローンにおいて普遍的な問題だと思います

ぶつかりまくるのでね

実際、私は高校生のときにドローンを一回壊しています

一方で、今回の4D RCは羽をまもるために、バンパーのようなものが付属でついています

ですので、普通のドローンよりは壊れにくいでしょう

しかし、購入したセットの中には羽の予備があるものの、バンパーは予備がありません

バンパーがなくなったらいろいろと辛いです(今回はなくしかけました。木の枝と見分けがつかなくなるので、芝生でやりましょう)

てわけで、今度はバンパーを3Dプリントして量産できるんじゃないか、ということを試してみたいと思います