分子の3Dオブジェクトを作成するには、Chem 3DやAvogadroが利用可能です
しかし、これらのソフトだけで分子の形を整えるのは困難だったりします
その良い例が以下の記事にあります
この記事では以下のような構造の分子を3Dモデリングし、3Dプリントしています
しかし、Chem 3Dだけでこの分子を出力しようとすると、PCのスペックによる制約上、描画や計算が困難なことがあります
では、どうやってこの構造を3Dモデリングするのかというと、その作業のほとんどはBlenderで行うことができます
Chem 3DやAvogadroを用いるのは、繰り返し構造の最小単位に対してのみとなります
作業の工程を図で表すと、以下のようになります
この例では、ポルフィリン1個分の構造をChem3D・Avogadroで生成し、残りの連結作業と円形への変形はBlenderで行っているというわけです
連結作業はひたすら複製と角度調整の連続になりますが、円形への変形を行うにはBlenderのモディファイアである「カーブ」が鍵となります
そこで、今回はこの「カーブ」というモディファイアについてご紹介いたします
以下の動画にて、その使用方法を解説しておりますので、気になる方はぜひご覧ください
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。