ジェネヴァ機構の3Dプリント

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前回の記事では、ジェネヴァ機構の3Dアニメーションを作製しました

GAINENZでは、そういったものを現実化することを目標としています

ですので、印刷を試みました

まず、blenderの画面を見ましょう(↓)

3Dアニメーションと唯一違うのは、パーツを切り離しておかなければならないことです

切り離さないと、くっついたまま出力されてしまい、回転できなくなります

適当に配置したら、stlオブジェクトとして出力し、スライシングソフトで読み込みます(↓)

先ほどのBlender編集画面では、特に印刷物の大きさとかは気にしませんでしたので、ここでその設定をします

印刷物の床となる「ビルドプラットフォーム」を敷き詰めるかのように、印刷物を拡大しておきます

これだけです

3Dプリントと回転挙動

印刷します

印刷中は、光照射面が照射ごとに表示されます(↑)

雪の結晶みたいできれいですね

今回は、1時間30分ほどで印刷が終わりました

感覚的には、早い方です

geneva-platform

ビルドプラットフォームはこんな感じ

簡単な構造ですし、失敗せずにできました

そして、いつも通りサポート材を切り取ります

て感じで、完成です(↑)

ぴったりハマりました

穴と軸の大きさ関係には余裕をもたせたはずですが、意外とみっちりです

とりあえず重要なこととして、くれぐれも穴と軸の直径を同じにしないようにしましょう

最後に、確認としてジェネヴァ機構の挙動も確認できました

原動部分を6回転させると従属部分が1周しますので、頑張れば∞周でもいけるということになります

(途中でつっかえることがないということです)

完全に成功です

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